どーもご無沙汰です、Shunです。

9月に始まった"SEVEN fuels for your Lives" Tour 2013 も残すところファイナル@渋谷AXの1本のみとなりました!
いやー、長かったような短かったような。。。とにかくたくさんの思い出がものすごいスピードで作り上げられていった素晴らしいツアーでございますよ。
今日はこのツアーを1カ所ずつおさらいしてみようかと思いますので(ちょっと長くなると思うけど)、ライブに来た人はいろいろ思い出して、来れなかった人は想像力を働かせて読んでみてください〜


 ■9月5日@千葉LOOK
記念すべきツアー初日はやっぱり千葉LOOKに限る。
「何で?」と聞かれてもこれと言ってお客さんを納得させられる単純な答えがないんだけど、僕たちバンドマンにとってLOOKというライブハウスは何か特別なんです。店長の斉藤さんの存在はもちろんのこと、歴代の先輩バンド達がこの場所でツアー初日を飾りシーンに羽ばたいていったという歴史、そして僕にとってはかつてELLEGARDENの“Space Sonic"ツアー初日@千葉LOOKに出演できたという思い出がすごく残っている場所なの。
ツアー初日ってのは演奏にも歌にも新鮮さがあってすごく良いんだな。この日の千葉LOOKも例外ではなく、演奏もまだ100%の仕上がりではなかったし、新しい曲の盛り上がり方や絶頂を迎えるポイントも全部バンドとお客さんで一緒にゼロからの探り合い。この「つきあい始めてからの最初のSEX」みたいな雰囲気が何とも好きです、はい。
ただ正直言って、想像以上の盛り上がりと熱量にめちゃくちゃ感動しながら演奏できました。「ああ、こんな良いスタートが切れるツアー、最高」と実感できた90分間でした。
千葉LOOK ありがとう!


■9月6日@横浜F.A.D
ツアー始まっていきなり3連チャン!の2日目。
横浜を代表するライブハウスF.A.D、ここは熱がこもってかなりの灼熱&酸欠地獄になりやすいというメロコアバンドにとっては最高にコンディションの良い大好きな場所。周りのライブハウスよりも少しサイズが大きくて、10年前の僕らにとっては「永遠にソールドアウトできなそう。。。」なんて思っていたり。だがそこはみんなのおかげで去年に引き続き即日SOLD OUT!!
前日の千葉とはまたセットリストを大幅に変えて望んだこの日は、2日目にしてバンドの演奏が大きく進化できた感覚があった。ツアーが始まる前に「昔の曲も積極的にプレイしていくよ!」と予告していたのでこの日もいろいろとインディーズ時代の曲を投下。それに上がり狂う昔からのファンのみんなを見てめっちゃ嬉しかった。メジャー以降の曲もかつてない程の熱量を帯びて凄まじいステージになった。
千葉から2日間共演してくれたSECRET 7 LINEもマジで最高だった。10年来の盟友にツアーへ参加してもらえる喜びを噛み締めた。そしてお世話になっている横浜F.A.Dの夏目さんありがとうございました!
ちなみに、F.A.Dは何の略だか知ってるかい?
次に行ったときに答えを探してみてね。
横浜F.A.Dありがとう! 


■9月7日@水戸LIGHT HOUSE
3連チャンの最終日、水戸LIGHT HOUSE。
ここのライブハウスはなぜか分からないんだけど個人的に感じているジンクスがあって、必ず良いライブができるんです。そしてLIGHT HOUSEでライブをするとその後に必ず良いことが起きるんです。そんなちょっとスピリチュアルな会場でのライブ、今回もかなりキテました。
さすがの3連チャン目のライブはノドにもダメージあって、かすれ声で歌ってしまった部分も多々。でも出ない声を振り絞って出す感じが自分的にはすごく好きで、厳しいスケジュールの中でハードに行っていくツアーの醍醐味だと思ってます。今回もジンクス通り「最高のライブ」ができました。
水戸1カ所のみツアーに参加してくれたHER NAME IN BLOODもマジで最高だった。彼らとはもう6〜7年の付き合いかな。昔はチケットを買ってTOTALFATのライブを見に来てくれてたメンバーがいたり。でもそんな奴らが自分のツアーで同じステージに立ってくれるなんて本当に嬉しいんだ。今では僕もHNIBを大リスペクト、SEVEN LIVESのアーティスト写真でもHNIBのタンクトップを着させてもらてます。大好きなバンド、そしてお世話になっているLIGHT HOUSE店長イナバさんと最高の打ち上げ、ごちそうさまでした。
水戸LIGHT HOUSE  ありがとう!


■9月16日@宇都宮HEAVEN'S ROCK VJ-2
4本目は餃子の町、宇都宮。
前日の夜から午前にかけて大型台風が直撃!一時は開催が危ぶまれた宇都宮も開場時には青空が見えたよ、さすが晴れバンドTFさん。
最初の3連チャンで良い流れがつくれたおかげで、ここらへんから新曲の演奏もだいぶしっくりくるようになったね。ある意味、ツアー仕切り直しの一本目って感じだった。正直言うと、宇都宮HEAVEN'S ROCKは僕的に「ちょっと難しいステージ」。ステージや客席の構造上、音の響き方が他のライブハウスとちょっと違うところがあって(それが良いというプレーヤーもたくさん居るけど)、僕にとっては相性があまり良くなかった。今まではね。
でも今回それを克服できた感があった!というよりめちゃくちゃ良く演奏できたし、良く歌えたんだ。お客さんの熱量も過去最高、会場中に響き渡ったお客さんたちのシンガロングが僕の一切の雑念を振り払ってくれました。答えが出た瞬間だった。みんなのおかげだよ、本当にありがとう。
初参戦のゲストKEYTALKも極上の演奏とエンターテイメントで会場を沸かせまくっていた!若いのに本当に末恐ろしいバンドだわ(笑)
打ち上げは店長佐伯さんも交えての中華料理パーティー。下世話な話で盛り上がりましたとさ。
宇都宮HEAVEN'S ROCK VJ-2  ありがとう!


■9月28日@出雲APPOLO
途中MAD Ollieの名古屋&大阪公演を挟んでツアーに戻って来ました、5本目はTOTALFATメンバー全員が愛してやまない神々の場所出雲。僕たちTOTALFAT、本当にこの出雲という場所が大好きで、ここんとこ7年くらい(!?)、年一回の出雲大社参拝を欠かしたことがありません。おかげで今ツアーも良いご縁が結べてます!
この日からBUZZ THE BEARSがツアーに合流・・・でしたが、なんとBUZZが出雲へ向かう途中で機材車トラブル。一時は「本番に間に合うのか?」とヒヤヒヤしたけど、メンバーに怪我もなく無事に本番にも間に合って熱いライブを披露してくれた。
正直、出雲でチケットをたくさん売るのはとても大変。ソールドアウトを目指すにはもっともっと頑張らなくてはいけないけど、でも、毎年来るたびにお客さんはしっかりと増えて、熱量は他のどこにも負けないくらいグングン高まった。みんな本当に良い顔で踊っていてまじで嬉しかった。
いつかこの大好きな場所で、大好きな店長スッスーさんの目の前で「SOLD OUT!!」の看板を掲げてやるからな、待ってろよ!
あ、出雲蕎麦を食べにいくなら大社前にある「田中屋」が最高。宜しく。
出雲APPOLO  ありがとう!


■9月29日@高松DIME
やって来ました6本目、うどんの街は高松。
他の箇所と比べると経験したライブの本数が少ない高松、正直言ってライブ直前めちゃくちゃ緊張してた。時間と回数をかけて関係を築いていくバンドとお客さんの関係。未熟さこそ感じてはいなかったものの、やはりまだ数回しか来たことのないこの高松でどんなステージを披露するべきか?きっとかなり肩に力が入っていたと思う。いざ本番が始まってみれば、まあ楽しい!熱い!もう本当にお客さんに感謝の一言につきる最高の時間だったね。
でも「まだまだやれる!」と思ったのが正直なところ。もっとたくさん高松に来て、みんなとひとつになって、この街にも「TOTALFAT流」を染み付かせてパーティーするからマジで宜しく!
打ち上げでは30日午前0時を迎えてBUZZ THE BEARSオチ君のバースデー。みんなでケーキをプレゼントして、朝までカラオケで歌いまくった。KubotyとBuntaが歌うPARTY PARTYが新鮮過ぎてマジ笑った。(これいつかステージで披露したい)
オチ君がウルフルズの「バンザイ」のサビを「シュンに〜会えて良かった〜」って歌ってくれて、高松でイイ男に恋をした夜でした(笑)
高松DIME ありがとう!


■10月5日@熊谷HEAVEN'S ROCK VJ-1
関東編に戻って来ました7本目、我が青春の街は熊谷HEAVEN'S ROCK。
TOTALFATのバンドとしての地元は八王子ですが、僕個人は埼玉生まれ埼玉育ち。ガキの頃は何回もこの場所にライブを見に来ては夢や憧れを馳せていたのです。あの頃のいちライブキッズ、今回もステージに帰って来たよ(笑)
お世話になっている店長の黒田さんの熱烈な歓迎を受けて立ったステージ、今回はこれまでの熊谷をひっくり返すぐらいの灼熱大爆発。熊谷だけでなく、関東各地から集まったSOLD OUTのお客さんの気合いはマジで半端じゃなかったよ。地元の中学の同級生も観に来てくれて嬉しかった!
この日のゲストは大尊敬する大阪の雄 GOOD 4 NOTHING。10年来でお世話になっている大好きな先輩とステージを共有できる喜びはプレシャス。この対バンを何より楽しみにしていたKubotyがご満悦の夜でした。
打ち上げはモルタルレコードの山さんと一緒にハンバーグをいただきましたとさ。
熊谷HEAVEN'S ROCKは20周年!おめでとうございます!


■10月6日@松本ALECX
8本目は、嵐を呼ぶ街(!?) 松本です。
前回のツアーで台風が直撃しまして、でもそんな中ほとんどのお客さんが来場しーの、激烈に盛り上がりーの、ライブ終わって外でたら台風去りーのだった去年の松本公演。今回はしっかりと天気にも恵まれて満員御礼SOLD OUT!
ツアー初参加のANGRY FROG REBIRTHの「山手線モッシュ」で既に大盛り上がりのALECX、この日のライブはツアー前半戦で最も過酷な熱さ。危うくリアルに失神するところだった。昔からずーっとライブをさせてもらっている松本の本気・集大成を見た夜だった。
次のツアーでは一体どーなっちゃうのかちょっと怖いくらい、大好きな街に感謝。
松本ALECX ありがとう!


■10月9日@大分T.O.P.S BittsHALL
9本目、今年2度目の大分。
春に10-FEETのツアーで久しぶりにお邪魔したT.O.P.S BittsHALL、今回も店長の坪井さんが笑顔でお出迎えしてくれました。大分も、高松同様にまだまだ来る回数が少ないからね、これからしっかりとお客さんとの関係を築いていきたい大切な場所なんだ。10-FEETツアーにも今回の僕らのツアーにも両方来てくれた人も多かったようですごく嬉しかった!ステージは高いし会場のサイズも大きいんだけど、お客さんの存在をすごく近くに感じたライブだったよ。この会場でSOLD OUT、目指す。大分のみんな、これからも宜しく。
大分からは同じ歳の盟友Northern19と合流してスペシャル・ダブルレコ発ツアーを展開。お互い古巣のCATCH ALLを卒業しての最初のツアーはとても大切な時間になった。
打ち上げでは近況を報告し合ったり、これからの夢や目標を語り合ったり、そんなことを言いながら坪井さんオススメの海鮮居酒屋でウニや刺し盛りをたらふく食べて結果的に半端なくグルメな夜になったとさ。
あ、T.O.P.S BittsHALLのドリンクカウンターで売ってる「サバサンド」、びっくりするほど旨いからまじで食べてみて!これとビールがあれば、ライブが100倍楽しくなるぜ、ロッケンロー!
大分T.O.P.S BittsHALL ありがとう!


■10月10日@福岡BEAT STATION
Northern19とのダブルレコ発ツアーの終着地は、めんたいCITY 福岡。
福岡はもう何度もライブをさせてもらって「TOTALFAT流」が染み付いている街、もう何も心配はない!と思ってライブに臨んだのさ。しかーし!今回の福岡は今までと何かが違った。何か?何なのか!?
分かりました。TOTALFATのライブに始めて来た人が多かったんです。
最初は違和感として感じていたそれの答えがライブの後半に分かった瞬間、めちゃめちゃテンション上がったんだ。まだまだ僕らの音楽が届くべきところがたくさんあるって思ったし、この日に僕らを初めて観た人とこれから音楽を通して長い付き合いができることを祈りながら歌いました。
もちろん汗ダクの最高なライブ。次はなんとか福岡でもワンマンをやりたい!
久しぶりに2カ所一緒に回ったNorthern19のライブも素晴らしかった。ケンタロー、トモハル、馬場ちゃん、マネージャー猪俣の元気な姿を見ることができてほんとに嬉しかったよ。お互いツアーがんばろうな!
福岡BEAT STATION ありがとう!


「ピピー!ピッピー!」

おっと、ここでお米が炊けたようです。
続きはまた後ほど。。。。